物件選び

SOHO物件の内見で確認すべき15のチェックポイント

SOHO物件の内見では、一般的な賃貸の確認事項に加えて、仕事環境としての品質を見極めるポイントがあります。「入居してからネット回線が遅いことに気づいた」「電源が足りなくてタコ足配線になった」「隣の部屋の音がオンライン会議に入り込む」など、内見時に確認しておけば防げたトラブルは少なくありません。本記事では、SOHO物件の内見で確認すべき15のチェックポイントを、通常の確認事項とSOHO特有の確認事項に分けて解説します。内見前にこのリストを確認して、後悔のない物件選びをしましょう。

基本の確認事項(1〜5)

1. 日当たりと採光

SOHO利用では日中の大半を室内で過ごすため、日当たりは非常に重要です。南向き・東向きの物件は自然光が入りやすく、作業環境として快適です。内見はできれば日中に行い、実際の明るさを確認しましょう。ただし、直射日光がモニターに当たると見づらくなるため、デスクを置く位置も考慮してください。

2. 収納スペース

仕事の書類、PC周辺機器、文房具などSOHO利用では収納が必要なものが増えます。クローゼットや押入れの大きさ、追加で収納家具を置けるスペースがあるか確認しましょう。

3. 水回りの状態

キッチン・浴室・トイレの水回りは長時間在宅するSOHOワーカーにとって特に重要です。水圧・排水の状態・カビの有無を確認してください。

4. エアコンの設置状況

日中にエアコンを使う時間が長くなるため、エアコンの年式や設置台数を確認します。古いエアコンは電気代が高くなりがちです。寝室とリビングの両方にエアコンがある物件が理想です。

5. 共用部の管理状態

エントランス・廊下・ゴミ置き場の管理状態は、マンション全体の管理レベルを示しています。管理が行き届いていない物件は、設備トラブルへの対応も遅い傾向があります。

SOHO特有の確認事項(6〜15)

6. インターネット回線

テレワークの生命線であるネット回線は、内見時に必ず確認すべきポイントです。

  • 回線種別:光回線(FTTH)が理想。VDSL方式は速度が落ちる
  • 回線事業者:NTTフレッツ光、NURO光、au光など
  • マンションタイプ:共用部までの回線方式(光配線・LAN・VDSL)
  • 工事の要否:入居後すぐにネットが使えるか、工事が必要か

管理会社に回線状況を確認するか、NTTのフレッツ光の提供エリア確認で調べることができます。

7. 電源(コンセント)の数と位置

SOHO利用では以下の機器に電源が必要です。

  • デスクトップPC or ノートPC(充電器)
  • 外付けモニター
  • ルーター・モデム
  • デスクライト
  • スマホ充電器
  • プリンター
  • その他(加湿器、ヒーター等)

デスク周りに最低2口×2箇所のコンセントが欲しいところです。コンセントが少ない場合、延長コードやタコ足配線に頼ることになり、火災リスクや見た目の問題が生じます。

8. 防音性能

オンライン会議で自分の声が隣室に漏れないか、隣室や上下階からの音がどの程度聞こえるかを確認します。

  • 壁の厚さ:壁をノックして音の響き方を確認。コンコンと響く場合は石膏ボードの可能性(防音性が低い)
  • 窓の防音性:窓を閉めた状態で外の騒音がどの程度聞こえるか
  • 構造:鉄筋コンクリート造(RC)が最も防音性が高い。軽量鉄骨や木造は音が通りやすい

9. 法人登記の可否

将来的に法人化を検討している場合、その物件で法人登記ができるかどうかは重要な確認事項です。「SOHO可」でも法人登記は不可という物件は少なくありません。不動産会社に明確に確認しましょう。

10. 郵便ポストの社名表示

屋号や社名をポストに表示できるかどうかは、物件やマンションの方針によります。取引先からの郵便物が届かないトラブルを防ぐためにも、事前に確認しておきましょう。

11. 来客の可否と共用部のセキュリティ

クライアントが打ち合わせに来ることがある場合、来客の可否とその制限を確認します。オートロックの場合、来客のたびに1階まで迎えに行く必要があるかなど、実務的な使い勝手も考慮しましょう。

12. 宅配ボックスの有無

SOHOワーカーはオンラインでの買い物が多くなりがちです。宅配ボックスがあれば、仕事中に宅配便の対応をする必要がなく、業務効率が上がります。

13. 周辺環境(カフェ・コンビニ・コワーキング)

気分転換にカフェで作業することもあるでしょう。徒歩圏内にカフェやコワーキングスペースがあると、SOHO生活の質が上がります。コンビニやスーパーの距離も確認しておきましょう。

14. オンライン会議の背景になる壁面

意外と見落としがちですが、デスクを置く位置の背面の壁は、オンライン会議で毎日映ることになります。白い壁があればシンプルでプロフェッショナルな印象を与えられます。窓を背にすると逆光になるため避けましょう。

15. 管理規約の確認

内見時に管理規約のコピーを取り寄せてもらい、事務所利用に関する条項を確認しましょう。「専ら居住の用に供する」と記載されている場合でも、SOHO可として募集されていれば大丈夫なケースが多いですが、念のため確認は必要です。管理規約の詳細は管理規約トラブルの対処法をご覧ください。

内見チェックリストまとめ

印刷して持って行こう

No.確認項目チェック
1日当たり・採光
2収納スペース
3水回りの状態
4エアコンの設置状況
5共用部の管理状態
6インターネット回線
7コンセントの数と位置
8防音性能
9法人登記の可否
10郵便ポスト社名表示
11来客の可否
12宅配ボックス
13周辺環境
14オンライン会議の背景
15管理規約

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よくある質問(FAQ)

Q. 内見は何回行くべき?

可能であれば2回(平日の日中+夜間または休日)行くのが理想です。日中の騒音レベルと夜間の静けさは異なるため、仕事をする時間帯に合わせて確認しましょう。

Q. オンライン内見でもチェックできる?

オンライン内見では広さや雰囲気は確認できますが、防音性やコンセントの位置、周辺環境は実際に現地で確認する方が確実です。SOHO物件の場合は特に、現地での内見をおすすめします。

Q. 不動産会社に聞くべき質問は?

「法人登記は可能ですか」「来客はどの程度まで認められますか」「ネット回線の種別と速度は」「管理規約を確認させてもらえますか」の4点は必ず質問しましょう。

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